オマーン通信社/国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、オマーンの航海士アフマド・ビン・マージドによる写本『大ヌーニーヤ』を「世界の記憶」プログラムに登録しました。これは、国際的な同プログラムに登録された2番目のオマーンの写本です。
『大ヌーニーヤ』は航海術および海洋学における最も重要なオマーンの写本の一つであり、かつての船の航路や国際輸送ルートに関する貴重な情報を記録しています。アフマド・ビン・マージド以前の学者たちは地球を北半球の7地域に分けていましたが、『大ヌーニーヤ』ではさらに南半球に7地域を追加しています。
この写本は人類共通の遺産ともいえる存在であり、著者とその乗組員が航海中に出会った社会の様子を詳細に描写し、海洋環境やクジラ、海蛇、サンゴ礁などの生物、さらには停泊技術についても詳細に記述しています。